刺繍好日のメイミです。
今回は、久々のアンティーク刺繍の復刻でした。
一時中断しており、時々ご依頼の連絡がきてましたが少しの理由を添えてお断りしておりました。
今回ご依頼いただいた方には、「急いでませんので…そちらのペースで大丈夫です」と仰っていただき、それで制作を引き受けたのです。



上段がオリジナルです。
今回の復刻は糸色も忠実にというものではなく、ご依頼者様の感性で2色だけで表現しました。
お持ち込みの薄緑色の半衿には色が溶け込んでしまうのではと少し心配もありましたが、
花びら、葉、蔦、流水等、それぞれ縫い方が違うため表情豊かで雰囲気のある藤の花に。
そして、ご依頼者様の色彩の感性もまた素晴らしいと感じたのです。
久々の復刻…いろんな合間合間での制作でしたが、トライアンドエラーを繰り返し、進捗の連絡も交えながらラストスパートは丸一日ご飯も忘れるほどえげつない集中力で完成まで辿り着きました。


色違いも。
インスタのストーリーにアップした翌朝、北川聖子さんからとても励みになるメッセージをいただき朝から奮起した次第です(≧▽≦)
この勢いで、百合の花の刺繍半衿を近々アップいたしますね。
よろしくどうぞ!